【法人税率3%】ラブアン法人設立からマレーシア移住までの流れについて



アン子

最近では、マレーシアに法人を設立して移住するやり方
が人気みたい♪

ラブ太郎

ただ移住するのではなく、”ラブアン法人”を設立して移住するとメリットもたくさんあるみたいだね♪

今、節税をしたい経営者や投資家の方から人気のラブアン法人。
有名な投資家である与沢翼さんが設立したことでも話題になりました。
ラブアン法人の概要とメリットについてはこちら

ラブアン法人の設立手続きは、わざわざマレーシアに行かなくても日本に居ながら可能です。

今回はラブアン法人を設立して、就労ビザ(ご家族は扶養ビザ)を取得してマレーシアに移住するまでの流れをご説明しますので是非参考にしてみてください。他の国の場合も似たようなプロセスを辿るケースが多いので、参考にしてみてください。 *2022年4月25日時点

目次

事前確認:海外移住ができる状況かどうか?

そもそも、ご自身の仕事面、収入面、資産面において、移住ができる条件を満たしているかどうかを確認する必要があります。主に以下の点について検討が必要です。

✔️ラブアン法人で行えるビジネスモデルかどうか

税制優遇のあるラブアン法人の場合、マレーシア国内から収益を上げるビジネスは原則としてできませんので、マレーシア国外(日本等)から収益を立てる必要があります。すでに日本で行っているビジネスを、そのままラブアン法人に移動させてくることができれば一番話が早いです。

ビジネスモデル的に事業移転が可能なのか?取引先は了承してくれるかどうか?
など様々な検討事項があります。一般的には、インターネットを使ったビジネス、コンサルティング業、貿易業、投資業などが向いていますが、日本の事業のマネジメントやバックオフィス部分をラブアン法人で担うといったスキームを作る方もいらっしゃいます。

✔️年間粗利益1,000万円以上が目安

ラブアン法人の就労ビザを取得する要件の一つに、毎月1万RM(29万円)の役員給与を受け取る必要があり、会計監査や登記、秘書役の費用など法人の維持費もかかります。維持費を考慮すると、ラブアン法人で年間で少なくとも800万円〜1,000万円程度は粗利益が出せるようにする必要があります。

個人の資産証明を提出するといった条件はありませんが、法人設立やビザ取得の費用(1万ドル程度)、移住の費用(渡航費や賃貸の初期費用等)などを捻出する必要があります。

✔️税務上問題がないかの確認

マレーシア移住後、ラブアン法人の事業で日本から収益を上げる、日本の会社から給与所得をもらう、日本の不動産収入を得るといった場合は、マレーシアの税制だけではなく、日本の税制も関わってきます。

ラブアン法人の事業スキームや移住後の収入形態を検討する中で、お抱えの税理士や会計士の方へ、税務上問題がないかの事前確認をしましょう。

✔️ご家族への確認

そして、一番重要なのが、ご家族の同意になります。マレーシアに移住してタックスメリットを享受したい場合、原則として「同一世帯の家族全員で移住」しないと意味がありません。

例えば、旦那様だけマレーシアに移住して、奥様やお子様はそのまま日本に居住する場合、日本の税務当局から居住の実態は日本にあると判断され、日本でも課税をされる可能性があります。

ご家族がいらっしゃる場合には、パートナーの方のお仕事やお子様の学校をどうするかといった検討事項もあるかと思いますので、まずはご家族で移住について話し合いをしてみてください。

✔️ワクチン接種の確認

日本ではCovi-19のワクチン接種をしていなくても、お店や病院、ホテルに入ることが出来ますが、マレーシアではアプリで感染者情報が管理されており、基本的にアプリでワクチン接種を済ませてあることを証明するマイページの画面を見せなければお店に入ることが出来ません。

もちろん、マスクも着用していなければ罰金が課せられることもあります。

マレーシアでワクチンを打つことも可能ですが、日本で接種してから渡航されることをおすすめします。ご自身の状況や事業内容等により、考えられるスキームや条件が異なりますので、まずは一度Zoomでの無料相談をご活用ください。

ラブアン法人設立・マレーシア移住についての相談をする↓

〜法人設立・ビザ取得〜

移住ができるかどうかの確認ができましたら、ラブアン法人設立の準備に入ります。

大まかには、ラブアン法人設立が完了した後にビザの申請を行い、申請許可が降りたらマレーシアへ渡航するという流れになります。

STEP1:書類を準備しラブアンの信託会社に提出 (1週間ほど)

ラブアンに所在する弊社FSIGMA及びその提携先信託会社にて法人設立を代行いたします。ラブアンの会社法の規定により、ラブアン法人を設立するには、当局より認可を受けた信託会社に委託する必要があります。

・ラブアン法人設立申請書(会社名や役員・株主、事業目的等、定款内容を決める書類)
・公証役場でパスポートのコピー
・取締役株主のリファレンスレター(会計士や弁護士等2名から推薦状を書いていただく)
・住所証明(運転免許証、住民票等の英訳版)
など

いくつか必要な書類を揃えて頂きます。合わせてラブアン法人設立費用(登記費用等)を信託会社に支払います。

STEP2:ラブアン法人設立申請〜法人登記完了 (1週間ほど)

法人登記申請後、1週間ほどで登記が完了します。秋頃になりますと、年末までに移住を希望される方の申請が増えて、通常よりも手続きに時間を要する可能性がありますので、10月より前の申請がおすすめです。

STEP3:就労ビザ及び扶養ビザ(家族分のビザ)の申請 (1.5ヶ月〜2ヶ月)

設立したラブアン法人の役員2名まで就労ビザを取得可能です。そして、その家族(同一世帯及び両親)は扶養ビザを取得可能です。つまり、一つのラブアン法人で最大2世帯までマレーシア移住が可能となります。
合わせてビザ取得にかかる費用を信託会社に支払います。

STEP4:移民局からビザの申請許可が降りる

ビザの申請許可が降りましたら、マレーシアへの入国申請をして渡航の準備を開始します。Covid-19の感染拡大の影響により、マレーシア入国に必要な手続きが従来と異なりますので、詳しくは在マレーシア日本国大使館のHPをご参照ください。

〜移住〜

STEP5:クアラルンプール(KL)へ渡航

2022年4月1日から、観光目的でのマレーシア入国が可能になりました。
ワクチン接種の有無に関わらず入国が可能です。

ただし、ワクチン未接種者はホテル・自宅隔離が必要になる場合があります。
詳しくは在マレーシア日本国大使館のHPをご参照ください。

STEP6:ラブアン島へ渡航し移民局にてビザ受け取り

ラブアンの移民局にて、家族全員でビザを受け取ります。ラブアン島へはクアラルンプールから国内線フライトで約2時間半です。
ラブアンの移民局では、スタッフが同行して、ビザ受け取りのサポートを行いますのでご安心ください。

〜移住後の流れとサポート〜

自宅探し:賃貸・購入

渡航前に自宅を決めたほうがいいの?と質問をいただくケースがございます。「早く自宅を決めたい!」
と思っていても、写真と実際では違う点も多々あるので、マレーシアに渡航後、内見に行くことをおすすめ致します。「審査に時間がかかるのでは?」

マレーシアでは、日本人は部屋を綺麗に使ってくれて、家賃の滞納も発生しにくいと評判であり、日本人というだけである程度の信頼力があり、直ぐに家を借りられるケースが多いです。
日本と異なり、信販会社の審査などはなく、基本的にオーナーがOKを出せば借りることができます。

気をつけるべきポイント
*虫が出やすいかどうか(ゴキブリ、羽虫、蟻等)
*水が綺麗かどうか、水圧の強弱
*オーナーの性格(インド系や中国系のオーナーは気難しい場合も多い)
etc…

日本人のベテラン不動産エージェントが同行し、安心してマレーシアの賃貸物件選び・内見を行っていただけます。

弊社FSIGMAでは、マレーシア不動産の販売も行っており、他社ではなかなか知り得ない細かい情報も交えながら、よりお客様のご要望に沿ったご案内が可能です。

ご参考Youtube動画:ラブアン法人設立方法

銀行口座の開設

住所が決まりましたら、個人と法人の銀行口座開設を行います。
銀行口座の開設につきましても、銀行窓口までスタッフが同行してサポートを致しますのでご安心ください。

ラブアンでは米ドルを会計の基軸としている一方、役員給与はマレーシアリンギット建てで支払うのが一般的です。そのため、米ドルとリンギットの両方の口座を開設すことになります。基本的にマレーシアのどの銀行でもお選び頂けますが、ジャパンデスクが設置されている大手銀行をオススメさせて頂いております。

仮想通貨の取引所は、銀行口座開設後に 

マレーシアが国として認可をしている取引所は限られ、大きな取引所は3つしかありません。中でも、LUNOという仮想通貨取引所で口座開設をされる方が多いです。

主要なコインは、ビットコイン、イーサリアム、リップルと、とても数が少ないですが、マレーシアで暗号通貨と法定通貨を交換される方は持っておくと便利です。※仮想通貨取引所の口座開設は、マレーシア居住者であればオンラインで誰でも簡単に申し込みができますので、サポートは行っておりません。

インターナショナルスクールへの入学

お子様のインターナショナルスクール探しと入学手続きのサポートをご希望の方は、弊社提携先のインターナショナルスクール専門業者をご紹介させていただきます。

移住の準備と並行して、学校の選定と入学準備を進めていただくことをお勧めいたします。

その他ご紹介可能なサービス・お店

現地系の保険会社(英語での対応ですが、日系の会社よりも条件は良い)
 日本人同時通訳者がいる総合病院
 日本人経営のエステ、整体、ネイルサロン
 日本人美容師が在籍する美容院!(ヘッドスパもオススメ)
 幹細胞点滴、遺伝子検査など最先端医療が受けられるクリニック
 など

以上のように、ラブアン法人の設立からマレーシア移住まで、
書類準備から渡航までにおよそ3ヶ月程度かかります

年内に移住したい!いつまでに申請したらいいの!?

年内での移住をお考えの場合、準備開始は10月初旬が締め切りです。

翌年の日本の住民税(その年の1月1日に日本に居住している場合に発生)を回避するために、年末に向けて移住希望者が多くなることで、移民局が混雑し、通常よりも手続きに時間がかかる場合があります。年内でのマレーシア移住を検討されている方は、早めの申請をおすすめ致します。

まとめ

ラブアン法人の設立からビザの受け取り、マレーシア移住までの流れをご紹介しました。弊社FSIGMA(エフシグマ)ではラブアン法人設立・ビザ取得からマレーシア移住後に必要な家探しや銀行口座開設などトータルでサポートが可能です。

2022年4月25日現在、観光目的(ビザなしパスポートのみ)でもマレーシア入国ができ、ビザを取得する前に「事前に下見をするために渡航する」ことも出来ますので、視察を検討の場合もお気軽にご連絡下さい。
ぜひ、皆さんもマレーシアへの移住について検討してみてください。

弊社FSIGMA(エフシグマ)では、マレーシアへの移住サポートを行っております。
特にタックスメリットを活かした「資産を守るための海外移住」をコンセプトにサポートを行っております。弊社FSIGMA自身もマレーシア連邦領ラブアンを拠点とし、マレーシア現地の日本人スタッフによるサポート体制もあり、安心してお任せいただけます。

法人設立・ビザ取得・銀行口座開設・不動産探しまでワンストップでサポートをいたします。マレーシア移住をご検討の方は、ぜひ一度ご相談ください。

\\ ドバイ移住についてはこちら //

\\ シンガポール移住についてはこちら //

Zoomにて無料相談を実施しております。ご希望の方は、以下のフォームよりお申し込みくださいませ。


    マレーシア移住:ラブアン法人設立・ビザ取得マレーシア移住:MM2Hまたはマレーシア一般法人設立マレーシア デジタルノマドビザ(サポート会社の紹介希望)ドバイ移住:フリーゾーン法人設立とビザ取得ドバイ移住:不動産投資ビザの取得フィリピン移住:クォータービザ(永住権)その他



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