海外移住で役立つVPNとは?主な利用シーンと注意点を解説

海外移住で役立つVPNとは?主な利用シーンと注意点を解説

海外移住を検討しているなら、VPNの準備がおすすめです。VPNは、オンラインセキュリティやプライバシーを強化するサービスで、より安全にインターネットを利用したり、位置情報を変更して地域制限を回避したりするのに役立ちます。

今回は、海外移住で役立つVPNの概要や主な利用シーン、注意点などについて解説します。

目次

VPNとは?

VPN(Virtual Private Network)とは、ネットワーク上に仮想の専用線を構築することで、安全にインターネットを利用できるようにする技術のことです。データを暗号化して送受信できるため、データを盗み見られるリスクを低減できます。

また、VPN経由でIPアドレスを変更すれば、位置情報を隠してプライバシーを強化できるだけでなく、動画配信サービスなどの地域制限を回避することも可能です。

VPNは高いオンラインセキュリティを実現できることから、海外移住・赴任先やリモートワーク、ワーケーションなどのシーンで活躍します。

海外移住先でのVPN利用シーン

VPNは、海外移住先のどのようなシーンで役立つのでしょうか?主なVPN利用シーンを4つ紹介します。

  • フリーWi-Fiを利用する時
  • 大切な情報をやり取りする時
  • リモートワークをする時
  • 日本の動画を視聴したい時

フリーWi-Fiを利用する時

VPNは、海外でフリーWi-Fiに接続する際に役立ちます。渡航先にもよりますが、海外では街中やカフェ、モールなどのいたる所にフリーWi-Fiスポットが設置されています。

フリーWi-Fiは誰でも無料でインターネットに接続できて便利ですが、セキュリティが脆弱な可能性があります。

そこでVPNを使用すれば、インターネットトラフィックを暗号化できるため、悪意のある第三者によってデータを傍受されたり、大切なデータを盗難されたりするリスクを防げます。

VPNは、公共のフリーWi-Fiなどセキュリティが低いネットワークを利用して仕事をしたり、余暇を楽しんだりする際の安全性を高めることが可能です。

大切な情報をやり取りする時

VPNは、オンラインショッピングや銀行取引など、大切な個人情報をやり取りする際に活躍します。

VPNはデータを暗号化し第三者からの盗難や情報漏洩を防いでくれるので、公共フリーWi-Fiなどのセキュリティが不十分なネットワーク上でも安全に買い物や取引を行うことが可能です。

リモートワークをする時

海外移住先でリモートワークをする場合も、VPNが大いに活躍します。

リモートワークでは、自宅や公共のフリーWi-Fiなどのセキュリティが不十分なネットワークを使用して会社の機密情報やデータにアクセスする場面があります。そんな時、VPNを経由することでセキュリティリスクを回避して安全に仕事ができるようになります。

日本の動画を視聴したい時

海外から日本の動画やコンテンツを閲覧したい時には、VPNが便利です。

日本の動画配信サービスは著作権の関係で海外からのアクセスを制限していることが少なくありません。通常、そのようなサービスに海外からアクセスしようとするとエラーが表示されたり、動画を再生できなかったりします。

そこでVPNを経由して日本のサーバーに接続し、位置情報を日本に変更すれば、地域制限を回避して日本の動画を視聴できるようになります。海外滞在時に恋しくなりがちな日本のエンタメを楽しむという目的でも、VPNは重宝します。

VPNを利用する際の注意点

海外移住先でVPNを利用するにあたって知っておきたい注意点を4つ解説します。

  • 国によってはVPNの利用規制がある
  • 通信速度が低下することがある
  • 信頼できるVPNサービスの選択が必要
  • VPNを利用してもセキュリティリスクはある

国によってはVPNの利用規制がある

世界の多くの国ではVPNの利用が認められており、VPNを使って地域制限を回避することは違法ではありません。

しかし、VPNは検閲をしている政府にとっては脅威となり得ることから、国や地域によってはVPNの利用を規制したり、VPNの利用を全面的に禁止したりしていることも。たとえば、ロシアや中国、イランでは、政府によって許可されたVPNサービス以外は禁止されています。

VPNサービスを契約するにあたっては、移住を予定している国でVPNの利用が規制されていないことを確認しておくようにしましょう。

通信速度が低下することがある

VPNに接続すると通信量が大きくなることから、インターネットの通信速度が低下することがあります。そのため、VPNのプロバイダーによっては、動画視聴やオンラインゲーム、ダウンロードなどに十分な通信速度を確保できないことも。

また、海外では、もともとのインターネット接続自体があまり速くないこともあるため、通信速度の低下には注意が必要です。通信速度の低下が心配な場合は、快適な通信速度を保証しているVPNサービスを選ぶといいでしょう。

信頼できるVPNサービスの選択が必要

VPNの利用にあたっては、信頼できるVPNサービスプロバイダーを選ぶことが必要です。

無料のVPNサービスの場合、収益を得るためにユーザーのオンラインアクティビティを追跡し販売しているなど、信頼性が低い可能性があります。オンラインセキュリティを向上するためにVPNを使用したにもかかわらず、オンラインセキュリティが低下してしまっては本末転倒です。

無料のVPNサービスは費用がかからないので魅力的ですが、事前によくリサーチをして、信頼できるVPNサービスを選ぶようにしましょう。

VPNを利用してもセキュリティリスクはある

VPNを利用したからといってセキュリティリスクがゼロになる訳ではない点に注意しましょう。

VPNは、インターネットとデバイス間の接続を暗号化することで、第三者にデータを傍受されるのを防げます。しかしながら、第三者がオンラインアクティビティを追跡する方法は他にも存在します。たとえば、VPNに接続しても、古いバージョンのソフトウェアを利用していたり、安易なパスワードを設定していたりすると、セキュリティリスクは高まります。

VPNは絶対的な安全性を提供するものではないことを理解した上で、セキュリティ意識を高く持つようにしましょう。

海外移住ならNordVPNがおすすめ!

海外移住先でVPNを利用するなら、NordVPNがおすすめです。NordVPNは、世界中で1,400万人ものユーザーに選ばれている知名度の高いVPNサービスで、ノーログ方式を採用したセキュリティの高さから専門家からも高く評価されています。

NordVPNは、世界中に6,000台以上の高速サーバーを有しており、どこの国からでも高速なVPN接続を実現可能です。

さらに、NordVPNには脅威対策機能も搭載されています。この機能を有効にすることで、ダウンロードファイルのマルウェアを検出したり、危険なウェブサイトを自動的にブロックしたりと安全なブラウジングを可能にします。

「移住先で安心してインターネットを利用したい」「海外滞在中に日本の動画配信サービスを楽しみたい」という方は、海外移住に先立ってVPNの利用を検討してみてください。

まとめ

今回は、海外移住を計画する上で準備したいVPNサービスについて紹介しました。

VPNは、公共のフリーWi-Fi利用時のセキュリティを向上したり、位置情報を変更したりできる便利なサービスです。フリーWi-Fiを使って仕事をする際や、地域制限がかかっている動画にアクセスしたい際など、海外移住における幅広いシーンで役立ちます。

海外移住を予定している方は、ぜひ渡航前にVPNを準備しておきましょう。

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