ビットコインの投資を始めたいんだけど、どうしたらいいの?
簡単よ。次の4ステップで始めるのよ。
【結論】
仮想通貨投資の始め方
Step 1: 仮想通貨取引所で口座開設
Step 2: 開設口座に日本円を入金
Step 3: 仮想通貨購入
Step 4: 仮想通貨売却
仮想通貨ビットコイン投資を始める前の準備
運用資金
ビットコインに投資するということは、基本的には、ビットコインをできるだけ安い時に買って、できるだけ高い時に売ってその差額を利益にするということです。
先ず、ビットコインを買うということから始まりますので、その資金を用意しなければなりません。
投資のための資金ですから、余剰資金から出すというのが投資の基本中の基本です。特に、初心者の場合は、少額投資から始めるべきです。
ビットコインを始めとする仮想通貨(暗号通貨、暗号資産)の特徴は、価格変動幅がとても大きいということです。
わずか1日で何十万円も変動することがあります。もちろん、プラスマイナスの幅で大きく変動するので、たった1日で、ものすごく儲かる場合もあれば、ものすごく損をすることもあるのです。
ビットコイン投資の場合は、10万円から50万円程度をその投資に充てている人が最も多いレンジです。それを500万円まで広げると、7割の方がこの範囲に含まれます。
投資は無理のない範囲で行うことが基本です。
仮に投資金額を全て失ったとしても、それで生活できなくなっては困りますので、あくまでも余裕のある範囲の資金で投資を行うことが大事です。
株に投資する場合、何十万円や何百万円の資金を用意しなければいけません。
しかし、ビットコインの場合、仮想通貨取引所(暗号資産交換業者)によって異なりますが、500円や1000円程度から購入可能です。
だから、少額からの投資が可能です。
だったら、僕でも買えるね。
毎月、コツコツ同じ額で買うのがおすすめよ。
仮想通貨取引所(暗号資産取引所)での口座開設
次に、仮想通貨取引所(暗号資産取引所)で口座を開設する必要があります。
暗号資産取引所とは、仮想通貨と法定通貨を交換したり、異なる仮想通貨同士を交換できるサービスを提供する事業者のことで、日本の金融庁で暗号資産取引業者として登録されていなければ、暗号資産取引業はできません。
日本で有名なのは、bitFlyer、Coincheck、DMM Bitcoin、GMOコインといった暗号資産取引所があります。
口座開設は無料で、とても簡単にできます。
インターネットからできますので、名前やメールアドレスなどを入力して、本人確認資料をアップすれば開設できます。
仮想通貨ビットコイン投資の正しい始め方
下図は、1ビットコイン(1BTC)の価格推移を示す図です。価格変動幅は凄まじいものがあります。
スプレッドとは
仮想通貨(暗号通貨)を販売所で取引するときに、スプレッドというものが発生します。 購入時の価格を「Ask」、売却時の価格を「Bid」と呼び、この2つの価格差がスプレッドです。
この差額はユーザーにとっては損失になり、暗号資産取引所の利益になるため、見えない手数料とも言われています。
買う値段は少し高めに、売る値段は少し安めに設定されています。
このように取引所が提示する価格で売買する場所が、販売所と呼ばれているところです。
スプレッドは、一定しているわけではなく、日や時間によって異なります。だから、異なる暗号通貨取引所のスプレッドを比較する際は、同一日の同一時間帯で比較するのが良いでしょう。
販売所でしかビットコインは買えないのかなあ?
取引所で買うこともできるのよ。
取引所?
取引所を使えば、販売所を使うよりもお得に、売り買いできるのよ。
販売所での取引と取引所での取引
暗号資産取引所の中に取引所としての取引と販売所としての取引があるなんて、初めて聞くと奇妙に思えます。
販売所での取引 | 暗号資産取引所とユーザーとの取引 |
取引所での取引 | 暗号資産取引所を介するが、ユーザー同士の取引 |
より利益を求めるのであれば、取引所を使う方が良いです。
販売所での取引では、暗号通貨取引所の利益分をスプレッドとして上乗せしていますが、取引所での取引では、スプレッドよりも低い価格での手数料しかかかりません。
ですので、ユーザーの立場からは、販売所よりも取引所で取引をする方が、利益が出やすいことになります。
取引所の方には、取引板というものがあります。
ここで客同士が、買いたい人は、この値段で買いたいと買い注文を出し、売りたい人はこの値段で売りたいと売り注文を出します。
買い注文と売り注文が一致すれば、売買が成立します。株式の取引と同じです。
ドルコスト平均法を使った積立投資
これは、短期投資というよりも長期投資に向いた投資方法です。
ドルコスト平均法と言って、毎月定額を買っていく購入の仕方です。このドルコスト平均法は投資の基本です。
最初に大金で一括購入すると、高値づかみの可能性があり、非常にリスキーです。
1BTC(ビットコイン)の単価が上がれば、少ない量を購入、単価が下がれば多い量を購入します。最終的には、1BTC当たりの単価は低く抑えられ、お得に買えるということです。
下図を使って解説します。実際の価格イメージは、30万円程度=0.1BTC程度ですが、
これを1BTCと仮定して図解しています。
ビットコインの価格変動は大きく、ある年の4月に1BTC=30万円であったのが、5月には1BTC=45万円と大きく値を上げましたが、6月には1BTC=15万円と大きく値を下げた場合を考えます。
毎月3BTCずつ購入する定量購入の場合と、毎月90万円でBTCを購入する定額購入の場合を比較していきます。
定量購入は毎月決められた量を購入するので、その時の価格に数量を掛け合わせたものが、総額になります。
一方、定額購入の場合は、価格が高い時(5月)は少ない量(2BTC)を購入することになり、逆に価格が低い時(6月)には、多い量(6BTC)を購入することになります。
この3ヶ月の結果を見てみると、定量購入は総額270万円で9BTCを購入できたので、1BTC当たり30万円になります。
一方、定額購入の場合、総額270万円で定量購入と同じですが、11BTC購入できていますので、1BTC当たり24.5万円になり、定量購入の場合と比較して、割安に購入できています。
つまり、定額購入の方が、定量購入よりお得だということが分かると思います。この毎月定額購入していくという手法が、ドルコスト平均法と言われるものです。
このドルコスト平均法というのは、株式など価格変動がある資産に投資する際に極めて有効な投資方法です。
そのメリットは、毎月の定額購入で、購入単価が標準化されるので価格変動のリスクが小さくなるということです。
ビットコインETF
昨今、ビットコインETFという金融商品が注目を浴びています。
ビットコインETFとは、ビットコイン価格と連動したETF(上場投資信託)のことです。 ETFは投資信託の一種で、証券取引所に上場され、株と同じように証券取引所で売買できるというものです。
投資のプロである機関投資家の資金が、ビットコインETFに集まってきているので、注目されているわけです。
どこの仮想通貨取引所が良いの?
どこの仮想通貨取引所が良いの?
最もメジャーな取引所を利用するのが様々な面で安心です。
Coincheck、bitFlyer、DMM Bitcoin、GMOコインなどの活用を各取引所のホームページより検討してみてください。
手数料や取引最低量など取引所によって微妙に異なります。
なお、リスク管理上、複数の取引所を使うようにしてください。
海外の仮想通貨取引所の場合
BINANCE(バイナンス)、Coinbase(コインベース)、Bittrex(ビットレックス)などが有名です。
海外の仮想通貨取引所(暗号資産取引所)では、取り扱える仮想通貨の種類が、日本の取引所に比較してはるかに多いです。
日本の取引所でビットコインを購入し、それを海外の取引所に送って、他の仮想通貨(暗号通貨)を購入するという流れが基本的な流れです。
まとめ
投資の基本は、“長期、分散、積立”です。ビットコイン投資もその例外ではありません。
毎月コツコツ定額投資することで、投資効果を上げることができます。
ビットコイン以外の仮想通貨全体をアルトコインと総称しますが、ビットコイン以外にも有望な仮想通貨もあります。
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