【マレーシア移住】マレーシアへの教育移住のメリットとインターナショナルスクールについて解説!


ラブ太郎

最近、海外への教育移住が、注目されているみたいだね。

アン子

そうなのよ。特にマレーシアへの教育移住が、日本人にとても人気なんだって。

教育移住とは、子供のより良い教育環境を求めて移住することです。

語学力や国際感覚を身に付けさせるために、子供をマレーシアのインターナショナルスクールに入れたいという方が増加しています。

目次

マレーシアが教育移住に適している理由(メリット)

マレーシアは、日本人が移住したい国ランキングで13年連続1位であり、教育移住に限らず日本人に人気です。

教育移住といっても、そこで生活していくわけなので、やはり住みやすいということが教育移住の大前提になります。

マレーシアが教育移住先として日本人に人気がある理由を見ていきましょう。

インターナショナルスクールが非常に多く、レベルも高い

マレーシアは、インターナショナルスクールが非常に多く、ハイレベルの学校が多くあるという特徴があります。

英語、中国語は必修科目であり、更にフランス語やスペイン語などの多言語学習が可能なプログラム有り。

アイビー・リーグなど世界の著名大学への進学カリキュラムがあるので、各国著名大学への進学を目指す場合にも最適

日本人に人気なSUNWAY International School & University

英語、中国語が通じること

マレーシアの公用語はマレー語ですが、イギリスの植民地であったこともあり、英語が実用語として広く定着しています。また、中華系の国民も4分の1ほどいますので、中国語も広く話されています。

インターナショナルスクールで英語と中国を、家庭で日本語を身に付けられるので、トリリンガルに育てることが可能です。

多民族国家としての多様性

マレーシアは、マレー系(70%)、中華系(23%)、インド系(7%)の多民族国家です。このような多民族国家であるからこそ、言語、宗教、文化の違いを直接感じ取り、理解できるようになります。

インターナショナルスクールの中のみならず、マレーシアという国で生活しているだけで、異文化コミュニケーション能力が向上します。

治安が良いこと

日本と全く同じレベルとは言えませんが、東南アジア諸国の中でもマレーシアはかなり治安が良いです。

強固なセキュリティがある住宅エリアも多く、安心して子育てができる環境が整っています。

マレーシアは、1980年代からのルックイースト政策(様々な分野で日本を見習おうとする政策)も寄与して、とても親日的な国で、日本人が過ごしやすいです。

温暖な気候であること

マレーシアは、赤道付近になる常夏の国で、平均気温が27℃前後で、朝晩は25℃前後になります。日本の夏のように蒸し暑いということもなく、とても過ごしやすい気候です。

日本のような四季を楽しむことはできませんが、年中、大変温暖で過ごしやすいです。

物価が安いこと

マレーシアは日本よりも物価が安いです。

特に家賃が安く、クアラルンプールの家賃は東京の4分の1ほどのイメージで、家賃10万円ほどでプール・ジム付きのタワーマンション(コンドミニアム)の2Bed Roomに住むことが可能です。

食事の味付けが日本人好み

マレーシアには、日本料理店や日本の食材が多くあり、日本食に困ることはありません。

ドンキホーテやISETAN、イオンなど日系のスーパーも進出しています。

KLCCにあるISETAN、地下1階には日本食の品揃えが豊富なスーパーがあります。

また、マレー系、中華系、インド系などがいる多民族国家であるが故に、料理も多種多様です。
日本人の口に合う料理も多いので、日々の食生活を考えるとこの点は大きなメリットと言えます。

医療水準が高い

東南アジアの中でも、マレーシアの医療水準は非常に高いことで有名です。最近は、再生医療などの分野で成果を上げており、国策として医療ツーリズムを推進しているほどです。

日本人の通訳さんが常駐している病院もあるので安心です。

日本からのアクセスが良い

日本(東京、大阪)からクアラルンプールまで毎日多くのフライト(ANA、JAL、マレーシア航空、エアアジア)が設定されており、日本との行き来がしやすいです。所要時間は、7時間30分ほどです。

シンガポールやタイ、インドネシアなど他の国にも1時間〜2時間ほどで行けるので、気軽に海外旅行ができるというメリットもあります。

ビザの種類が豊富

MM2Hビザのように長期滞在するためのビザの制度があるほか、経済特区のラブアンでは外資100%で法人設立をして就労ビザが取得できるなど、移住するための手段が豊富です。

また、子供の入学が決まれば学生ビザを取得でき、その保護者1名まではガーディアンビザを取得できるというのもメリットです。

*補足:EduCity計画
マレーシアとシンガポールの間で、イスカンダル計画というプロジェクトが進行中です。これは、教育、金融、不動産、工場といった分野で2006年から2025年にかけて10兆円を投資して発展を進めていくという大規模国家間プロジェクトです。

その中で、シンガポールに近いジョホールバルで、EduCity(教育都市)計画が進行中です。国内外の大学を集めて教育都市を築いていこうという計画があります。

マレーシアのインターナショナルスクール事情

概要

マレーシアの学校には、公立学校、私立学校、日本人学校、インターナショナルスクールの4つがあります。

公立学校や私立学校は、基本的に現地のマレーシア人の子供が通います。

日本人学校は、海外赴任でマレーシアに来た日本人の子供が通います。ここでは、日本本国と同様のカリキュラムや教科書で教育を受けることができます。

教育移住でマレーシアに来るという場合は、日本語学校ではなく、インターナショナルスクールに入学をさせるのが一般的です。

日本では、インターナショナルスクールは25校程度しかないのに対して、マレーシアではクアラルンプールだけでも95校、マレーシア全体では170校以上あります。

インターナショナルスクールは、首都クアラルンプールが最も多く、ジョホールバルがその次に多く、ペナンやコタキナバルなどにもあります。

メリットあるカリキュラム

マレーシアはイギリス連邦に属していることもあり、イギリス式カリキュラムを採用するインターナショナルスクールが80%を占めています。イギリス式は、非常にアカデミックなカリキュラムです。

次に、10%の割合で、国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)認定校があります。

国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)とは、

国際バカロレア機構(本部ジュネーブ)が提供する国際的な教育プログラム。
1968年、世界の複雑さを理解して、課題に対処できる生徒を育成し、未来へ責任ある行動をとるための態度とスキルを身に付けさせるとともに、国際的に通用する大学入学資格(国際バカロレア資格)を与え、大学進学へのルートを確保することを目的として設置。現在、認定校に対する共通カリキュラムの作成や、世界共通の国際バカロレア試験、国際バカロレア資格の授与等を実施。

国際バカロレアは、非常に難度が高いカリキュラムなので、このカリキュラムを採用するインターナショナルスクールには、優秀な先生や生徒が集まってきます。

その他、アメリカ式が6%で、残りがオーストラリア式とカナダ式です。

いずれのカリキュラムであっても、カリキュラム終了後は、世界の大学を受けることができます。

マレーシアのインターナショナルスクールに入ったのであれば、日本以外の世界の一流大学(例えば、英国ケンブリッジ大学、オックスフォード大学、米国ハーバード大学、MIT、中国北京大学、清華大学など)を目指して勉学に励むのが、最も教育移住の趣旨に沿った選択。

以上のように、マレーシアのインターナショナルスクールのカリキュラムは、非常にメリットのあるものになっています。

特徴

各インターナショナルスクールは、それぞれが特徴を持っていますので、目的に最も適合するインターナショナルスクールを選択してください。

学費に関しては、年間50万円程度から200万円以上までかなり幅があります。

学費が高ければ高いほど良いとは限りませんが、概ね学費が高いインターナショナルスクールほど、教師が優秀な英米人であったり、生徒のレベルも高いです。

日本のように徒歩通学とはいかないので、スクールバスか自家用車での送迎になります。もっとも、全寮制のインターナショナルスクールもありますので、ここに入れば送迎は不要です。

また、転校も結構行われているので、その時々の事情を踏まえて、転校してステップアップを図るというのも一つの選択肢です。

インターナショナルスクールでは、英語、中国語が必修であることが多く、更に、フランス語やスペイン語など他の言語選択もできますので、多言語を習得できる絶好の機会と言えます。したがって、英語、中国語はもとより、更に他の言語の一つか二つはマスターするというのを目標にされるのも非常に良いと思います。

なぜならば、2ヶ国語が話せるバイリンガルや3ヶ国語を話せるトリリンガルの方は、世界的に見ても珍しくはないので、それ以上の多言語を操れるマルチリンガルになって差別化を図ると、将来的な可能性をより広げることになるからです。

ただし、日本語は家庭で教えていくしかないので、家ではなるべく日本語を使うようにすると良いでしょう。

マレーシアへの教育移住の流れ

STEP
学校を決める

まずは、どの学校に入学をしたいかを決めます。

弊社FSIGMAでは、安心してご相談できるインターナショナルスクール案内の専門会社もご紹介しておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

インターナショナルスクールの現地視察も可能です。

STEP
入学手続き

入学条件は学校により異なります。一定の学力が求められるほか、入学試験がある場合もあります。

入学条件も考慮しながら学校選びをすると良いでしょう。

STEP
ビザの取得

入学が決まれば、お子様は学生ビザ(Student Pass)を取得することができ、保護者は1名までガーディアンビザを取得できます。

学生ビザ及びガーディアンビザ(保護者ビザ)は在学期間中につき有効なビザです。このように保護者のビザを取得できる国は珍しく、マレーシアは非常に教育移住しやすい国の一つになっています。

保護者1名までしかビザが取得できないので、他の家族も一緒に移住するには、MM2Hビザや就労ビザを取得する必要があります。

MM2Hビザや就労ビザを取得する場合、お子様は扶養ビザ(Dependent Pass)も取得できますので、扶養ビザを取得してから(学生ビザを取得せずに)、入学をしても問題ありません。

なお、インターナショナルスクールによって、入学やビザ取得の条件が異なりますので、必ず詳細について事前に確認するようにしてください。

マレーシアへの教育移住のデメリット

日本帰国後に学習面で苦労する可能性有り。

インターナショナルスクールは、学校ごとに特徴があり、独自のやり方で教育を行っています。

日本のような知識詰め込み型教育ではなく、自分で考え、自分で調べ、自らの意見を発表するという自律学習が基本になっているほか、欧米のカリキュラムに沿った教育が行われます。したがって、日本の学校のカリキュラムとはかなり異なります。

このため、日本に帰国し編入した学校で、最初は学習進度が合わず、苦労するということも起こり得ます。

外国語だけの教育環境でストレスが溜まる。

いきなり外国語だけの教育環境に置かれて子供にストレスがかかる場合もあります。幼少期ならまだ適応しやすいですが、中学生ぐらいになってくると順応までにかなり時間がかかることもあります。

その場合は、一旦日本人学校に入って、英語に慣れてからインターナショナルスクールに編入するというのも選択肢の一つです。

インターナショナルスクールの中には、ESL(English as Second Language)という、英語力に自信がない生徒向けの英語力強化クラスを設置しているところもあります。まずはESLクラスに入って、英語の不安をなくしてから、通常のプログラムに編入するというのも良いでしょう。

まとめ

今回はマレーシアへの教育移住について解説いたしました。

グローバル化が進む中、お子様に国際的な教育を受けさせていというニーズが増加しています。
お子様の教育方針を検討される際に、ぜひマレーシアへの教育移住も選択肢に入れてみてください。

マレーシアに拠点を構える弊社FSIGMA(エフシグマ)では、マレーシアへの移住サポート行っております。

法人設立やビザ取得、銀行口座開設、不動産などワンストップでサポートしております。

教育移住をご検討の方には、安心してご相談いただけるインターナショナルスクール案内の専門会社もご紹介をいたします。

Zoomにて無料相談も実施しておりますので、マレーシア移住をご検討の方はぜひ一度ご活用ください。

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