フィリピン移住のメリットとデメリットをわかりやすく解説!

フィリピンは、日本人の移住先の候補として常に上位に入る非常に人気がある国です。

日本との時差1時間、フライト時間4時間半(マニラ)や5時間(セブ島)で行ける日本の近隣国です。

7,600以上の島からなるリゾート地が美しい大変自然豊かな国です。
人口が1億人を超え、平均年齢が24歳というとても若者が多い国で、経済成長も年6%程度で推移しており、投資にも移住にも適した国と言えます。

そんなフィリピン移住のメリットとデメリットについてわかりやすく解説していきます。

目次

フィリピン移住するには

フィリピン移住するためには、観光、留学、現地就労、永住ビザ取得、フィリピン人と結婚の5つの方法があります。
ビザとしては、観光ビザ、学生ビザ、就労ビザ、永住権を取得できる特別移住退職者ビザ、クォータービザ、投資家ビザ、結婚永住ビザがあります。

フィリピンの永住権ビザは、他国の永住権ビザに比較して、条件が比較的緩和されており、使い勝手も良いので、永住しやすという点で、フィリピンはアドバンテージがあると言えます。

フィリピン移住のメリット

地理的環境

フィリピンは、日本から4時間半から5時間程度で行ける近隣国です。7,600以上の島からなる島国で、セブ島を初め美しいビーチと海が広がる人気リゾートエリアが非常に多いです。

また、日本との時差が1時間なので、日本とフィリピンを行き来するのにも、非常に便利な位置にあります。
したがって、フィリピンにのんびりと暮らしたいという人や日本とフィリピンを頻繁に行き来したい人には最適な環境と言えます。

 自然環境

フィリピンは1年を通して気温・湿度の高い熱帯モンスーン型気候で、年平均気温は26~27℃です。1年中夏です。
日本のように蒸し暑いということがないので、年中過ごしやすい気候と言えます。

雨期(6~10月)と涼しい乾期(11~2月)、暑い乾期(3月〜5月)の3つに別れます。
ただし、地域差があり、セブでは1年を通して明確な雨期はありません

また、花粉が飛ばないので、花粉症の人にはとても良い自然環境です。

 住環境、生活環境

物価は、総体的に言って、日本より安いです。
日本人も多く住んでいるため、日本料理もあり、都心部や栄えているエリアでは日本食を食べれないということはありません。

とは言え、日本と同じ生活をフィリピンで送ろうとすると、かえって日本より費用がかかる場合もあるので、この点は要注意です。

フィリピン人と同じものを食べて、同じような暮らし方をすれば大変割安に生活できます。
また、住環境は、月10万円も出せばかなり高級なコンドミニアム(ジムやプール付きなど)に住むことが可能です。

 人的環境

フィリピン人の性格は、様々な文化が入り混じってできたものです。
“バヤニハン” という血族や友愛を重視する心はマレー系の祖先から受け継ぎ、家族関係を大切にする心は中国人から受け継いでいます。
キリスト教徒が多く、信仰心に篤い気持ちは16世紀にスペイン人がもたらしたキリスト教の影響を受けたものです。

スペインと長い交流があったため、 フィリピン人は、 アジア人というよりもラテン民族のような感情的かつ情熱的な生き方をしています。
また、最もフィリピン人の特徴となっている精神性が、フィリピーノホスピタリティー”(おもてなしの心)です。

これはほとんどのフィリピン人の性格に共通したもので、フィリピン人の大きな特徴となっています。
また、親日国でもあり、フィリピン人のフレンドリーな性格と相まって、フィリピン人との人間関係のストレスは少なく、心温まることが多いように思われます。

 教育環境

タガログ語が公用語ですが、英語話者が国民の93%を占め、国民の英語力が非常に高いのが特徴的な点です。
したがって、フィリピンは、英語をマスターするための語学留学先として選ばれがちです。学校の費用が安くすみ、コストパフォーマンスが非常に良いからです。

また、インターナショナルスクールも充実していますので、教育環境は非常に良いです。

 ビザ環境

観光ビザで最大延長3年滞在することが可能で、一旦フィリピン国外に出るとこの期間がイニシャルリセットされるという特徴があります。また、永住権に関するビザが他国に比べて取りやすく、また取得後の使い勝手も非常に良いという特徴があります。

*これらはフィリピン特有のものです。

 投資環境

フィリピンは、人口が多くかつ国民の平均年齢24歳で、人口ボーナス期が2060年ごろまで続くとされ、経済成長も6%程度を堅調に進んでいくであろうと予測されています。

これは、丁度、日本の高度成長期と同じような状況がフィリピンで現出していると言えます。
若くて活気があり、将来に希望が持てるこの国は、最も投資にふさわしい国の一つと言われています。

フィリピン不動産や株式など、今後期待できる投資アイテムが揃っています。

フィリピン移住のデメリット

自然環境

フィリピンは、地震、火山、台風、洪水などあらゆる種類の自然災害による被害が毎年発生しています。
これらの自然災害リスクは、日本の方がより危険性は高いですが、フィリピンも比較的自然災害が多い国と言えます。

とは言え、例えばセブ島などは、台風が直撃することは少ないようです。

生活環境(衛生環境)

東南アジア各国共通に言えることですが、人口増にもかかわらずインフラ整備が追いついていないため、車の渋滞が非常に激しいです。
また、生活基盤面では、インターネット環境もあまり良くなく、水回り関連のインフラが良くない点が弱点です。

更に、亜熱帯気候特有の蚊などの虫が非常に多いことが難点です。
しかし、コンドミニアムの高層階に住むと、この難点はかなり軽減されるでしょう。

医療面

医療費は高くつきます。大きな病気の場合は、日本に帰って医療を受ける方が良いでしょう。
その対策として、例えば、国民健康保険の任意継続をしておくことや医療保険に加入しておく方が良いでしょう。

治安面

フィリピンは、一般人が銃を持てる銃社会です。したがって、銃を使った犯罪は起きています。
*外国人は銃の所持は認められていません。

とは言え、治安が良いところとあまり良くない所は、場所的に比較的分かりやすく区別されているので、その点を認識して十分に注意していれば、過剰な心配はいらないでしょう。

フィリピン人の気質面

フィリピン人は、家族、親族、友人を大切にするというフレンドリーで温かい気質を持っています。

一方、フィリピン人は日本人のように時間に厳しくなく、南国的なおおらかさがあるので、日本人を基準にフィリピン人を見るとストレスが非常にかかる可能性があります。しかし、この点は、“郷に入っては郷に従え”の精神でいくべきでしょう。

まとめ

フィリピン移住のメリット、デメリットを解説してきました。
フィリピンは、永住権ビザを取得しやすいという他国にない特徴を持っていますので、海外に永住したい人には非常に適した国です。

また、マニラ首都圏での生活は、ビジネス、教育、日常生活を送る上での利便性や安全性は高いです。
一方、セブ島は、適度に都会部分と地方部分の要素が合わさり、かつリゾート地として人気の観光地でもあるので、のんびりゆったり暮らすのに向いています。

また、フィリピンは、世界全体で投資に適している国の一つと言われているので、移住しながら投資も行うというのが理想的な選択肢の一つと言えるでしょう。

弊社FSIGMAは、フィリピン不動産やフィリピン株式を取り扱っていますが、これらに関連して移住のご相談も承っておりますので、お気軽にお問合せください。


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