FSIGMA海外移住コンサルタントの山本です!
今回は、マレーシア移住後の生活環境を整える上で皆さんが気になるポイントをまとめてご紹介します。
日本からの送金、家の水回りのトラブル回避、害虫駆除、携帯電話やWiFiの契約、普段の移動手段や運転免許の切り替え、ネットショップなど、普段の生活で欠かせないインフラを整えるためのポイントをご紹介します!マレーシア在住の私が実際に躓いたポイントや解決方法も惜しみなくお伝えいたします。
日本からマレーシアへの送金方法とマレーシアの銀行・証券・クレカ事情
マレーシアの銀行事情やクレジットカード事情、マレーシア移住後の当面の生活費や家賃などを日本からマレーシアの銀行に送金する場合のお勧めの方法をご紹介します。なお、日本を出国する場合、日本の銀行に出国する届出を提出し、非居住者向けのシステムに切り替えなければいけない場合も多いので、ご利用の銀行にご確認ください。
マレーシアの銀行事情
(1)銀行口座開設
まず、大前提として、マレーシアで個人の銀行口座を開設するには、ビザの取得が必要になります。就労ビザやMM2Hビザ、学生ビザなどを取得していないと原則として口座開設はできません。口座開設時には、マレーシアの住所証明となる不動産の賃貸契約書(Tenancy Agreement)を銀行へ提出する必要があります。
扶養ビザの方は単独名義では口座開設できない場合が多く、基本的に就労ビザやMM2Hビザの主申請者と共同名義の口座を開設することになります。ビザの申請代行会社やお勤め先にて、銀行口座開設のサポートを行っているケースが多いのでご相談ください。
なお、大手銀行であればほとんどの場合、複数通貨の口座を開設ができます。「MYR」「USD」「JPY」の3つの通貨口座を持つといったことが可能です。それぞれの通貨口座の口座番号は別の番号が割り振られるので、HSBC Premierのような1つの口座番号で複数通貨管理できるマルチカレンシー口座とは異なります。それぞれの通貨口座あたり最低限のデポジットを要求されることが多いです。
💡HSBC Premier口座を作るならマレーシアが最もハードルが低い
世界的な大手銀行HSBCの上級口座であるHSBC Premier口座は、通常どの国(日本からは撤退)も最低1,000万円程度は預入をしないと開くことができませんが、マレーシアでは20万MYR(約600万円)以上の預入で開設ができ、世界で最もハードルが低いです。HSBC Premier口座は以下のようにメリットが盛り沢山で、私もメイン口座として利用しています。
<HSBC Premierのメリット>
・HSBC Premier口座は、個人口座としては最上クラスの口座ランクです。
・マルチカレンシー口座(1つの口座番号で複数通貨管理可能)の利用が可能、アプリで簡単に管理・送金が可能
・香港やシンガポール、フィリピン等のHSBCプレミア口座を各国の最低預入金額に関係なく開設可能(現地窓口の訪問必要)
・HSBC間の海外送金手数料が無料
・HSBC銀行内のプレミア専用ラウンジが利用可能(コンシェルジュ対応あり、KLの中心地ブキビンタンに支店がございます)
・世界各国の空港内にあるHSBCラウンジが利用可能
・HSBCの金融商品の購入可能 など
(2)銀行送金の種類
マレーシアの銀行の送金システムにはいくつかの種類があります。よく使う以下のシステムの名前と用途をぜひ覚えておいてください。
①DuitNow
最も使う送金方法で、送金先の口座番号等を入力して、即時に国内送金することができます。DuitNow決済用のQRコードが置いてあるお店も多く、銀行アプリでQRコードを読み込むと簡単に決済ができます。ただし、1回あたり1万MYR(約30万円)までしか送金ができません。
②RENTAS
1万MYR(約30万円)以上の国内送金を行うにはRENTAS(レンタス)というシステムで送金する必要があります。銀行によって、オンラインバンキングでRENTASが使えるところとそうでないところがあります。オンラインでRENTASが使えない場合は、銀行窓口に行けば送金できます。
③JomPAY
光熱費等の決済によく使用するシステムです。請求者番号を登録しておくことで、スムーズに送金ができるようになります。光熱費や通信回線代の請求書に、JomPAY用の請求者コードが記載されています。
④Telegraphic Transfer(電信送金)
一般的な銀行送金のシステムです。①〜③はいずれもマレーシア国内のマレーシアリンギット(MYR)建決済にしか使用できませんので、外貨決済を行ったり、マレーシア国外へ送金する際には、この電信送金を使用する必要があります。オンラインバンキングや銀行窓口で手続きをすることができます。
💡リンギットの豆知識
マレーシアリンギットを表すアルファベットには「MYR」と「RM」の2種類があります。
MYR:世界通貨コードで、JPYやUSDと同様の使い方をします。「1,000MYR」のように数字の後に付けて使用します。
RM:こちらはドルマーク「$」や円マーク「¥」と同様の使い方をします。「RM1,000」のように数字の前に付けて使用します。
マレーシアのデビットカードとクレジットカード
(1)デビットカード
個人の銀行口座を開設するとキャッシュカードとデビットカードが兼用になったカードを受け取ることができます。デビットカードは1回当たり1万MYR(約30万円)までしか決済できないなどの制約がある場合もあります(銀行により異なる)が、一般的な生活費の決済にはデビットカードで十分かと思います。
(2)クレジットカード
1万MYR以上の大きな金額を決済する際には、銀行送金またはクレジットカードを使用することになります。マレーシアでクレジットカードを作ることもできますが、日本と仕組みが違うので注意が必要です。
マレーシアのクレジットカードの場合、クレジットカードの引き落とし口座にデポジットした金額までしか決済ができないという仕組みになっています。デビットカードとの違いは、支払いが先延ばしにできる(しかし、先にデポジットしているので、先に支払っているとも考えられる…)ことと決済金額の上限がない、または大きいということです。
日本のようにポイントプログラムが充実した(マイル還元率が高いものなど)クレジットカードはあまりありませんので期待をしない方が良いです。日本やアメリカのクレジットカードが種類や特典においていかに充実しているかが分かります。
ちなみに、マレーシアでは基本的にどこでもVisaとMasterCardは利用できますが、アメックスやダイナースはホテルや高級店でしか使えないことが多いので注意が必要です。
日本出国前に作っておくべきクレジットカード(個人カード)
なお、海外移住すると日本のクレジットカードが新規で作成できなくなりますので、必要なカードは日本出国前に作成してくることをお勧めします。日本のクレジットカードは、引き続き日本の銀行口座から引き落としがされますので、日本円を口座に入れておく必要があります。
特にマレーシアの経済特区ラブアン法人を設立される方は、法人名義のデビットカード・クレジットカードを作成するのが難しい傾向にありますので、個人のカードを代用する(社長貸付のようにする)ことが多いです。事業経費は結構な決済額になると思いますので、マイル還元率が高いお得なカードを使用されることをお勧めしますが、マレーシアのカードに条件の良いカードがないため、日本のカードも使っていただく方が良いでしょう。
・Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
海外渡航が多い方は絶対に持っておくべき1枚です。フライトマイル還元率が高く、Marriott系列のホテルの上級会員ステータスが取得できて年間1泊/無料になるなど様々な特典があり、旅行に詳しい日本人はほとんどの方が持っているカードです。
以下のリンク(インビテーションリンク)よりお申し込みいただくと、申込者と紹介者(私)の両者に特典ポイント(マイル還元可能)が付与されますので、ぜひこちらからお申し込みいただけると嬉しいです。会員になると今度はあなたもインビテーションリンクを発行できるようになるので、ご友人やお知り合いを招待して、お得に旅を楽しみましょう♪
インビテーションリンクより公式サイトへ
・JALやANAのカード
JALやANAの上級会員ステータスを維持するためのクレジットカードです。海外移住後も所定のクレジットカードを持っていれば上級会員ステータスを維持することができます。私が調べた限りではありますが、日本以外の国(マレーシアを含む)の航空会社では、基本的に毎年のフライト実績によって会員ステータスが更新されてしまい、カードを持っているだけで上級会員ステータスが維持されるという仕組みはなく、日本のJAL/ANAだけかなり恵まれているということがわかりました。
・楽天プレミアムカード(VISA)
楽天プレミアムカードは年会費11,000円(税込)で持つことができ、お勧めなポイントは世界中の空港のラウンジが利用できる「Priority Pass(プライオリティパス)」が付帯することです。飛行機移動が多い方にはとてもお得なカードです。東南アジアではアメックスやダイナースが使えないところも多いので、VISAやMastercardは必ず持っておきたいところです。
私はアメックスが使えるところは、Marriott Bonvoyアメックスを使用し、アメックスが使えないところは楽天プレミアムカードやJAL・ANAのカード(VISA or Mastercard)を使用するというように使い分けています。
日本からマレーシアへ送金する方法
日本の銀行からマレーシアの銀行へ送金する方法をご紹介します。
(1)FSA
一番お勧めの方法が、マレーシアの大手銀行CIMBが行っているサービス「FSA(Funds Sending Agency)」です。
日本の国内送金で、指定のマレーシアの銀行口座へ送金をしておいてくれる非常に便利なサービスです。
アカウント登録(無料)をすると1回100万円まで送金が可能です。送金手数料もとても安く、100万円送金した場合1,970円です。CIMB宛であれば最短1分、他銀行でも最長1営業日で着金するというスピード感も嬉しいポイントです。
日本→マレーシアの送金は可能ですが、マレーシア→日本の送金はできないので注意が必要です。
(2)Wise
国際送金サービスの「Wise(ワイズ)」を使って送金することもできます。Wiseはマレーシアに限らず、あらゆる国・地域への送金に使用できるので、アカウントを作っておくと良いでしょう。比較的手数料も安く送金が可能です。1回100万円まで送金が可能です。マレーシアから日本への送金も可能です。
(3)銀行で海外送金
日本の銀行の窓口またはネットバンキングで海外送金をする方法です。
送金手数料が高いことが多く、送金目的を詳しく聞かれるなどの審査もあるので、あまりお勧めではありませんが、大きな金額をまとめて送金するには適しています。
ネットバンキングで海外送金を行う場合は、事前に海外送金サービス利用の申請が必要な場合が多いので、ご利用の銀行へご確認ください。
証券会社
証券会社にもよりますが、日本を出国すると日本の証券口座が使用できなくなる(口座を閉鎖する必要がある)場合が多いです。マレーシアへ移住後も日本株や米国株などの証券取引をしたい方はどうすれば良いのかをご説明いたします。
結論から申し上げますと、シンガポールの証券会社の口座を開設して、証券取引を行うというのが一般的です。シンガポールには、日本非居住者向けにサービスを提供している証券会社がいくつかありますが、ジャパンデスクもあり使い勝手が良いフィリップ証券がお勧めです。日本株や米国株など世界中の株式取引が可能です。
フィリップ証券(シンガポール ジャパンデスク)の公式サイトはこちら
日本の証券口座からシンガポールの証券口座に証券を移管する手続きも可能ですので、ご利用の証券会社にお問い合わせをしてみてください。
シンガポールのプライベートバンクを利用される方は、プライベートバンクの証券口座に移管することもできます。
プライベートバンク(主にシンガポール)
海外居住者(特にアジア地域)になるとシンガポールのプライベートバンクやプライベートバンキングサービスの利用が便利になります。世界の金融市場に開けたシンガポールでは、金融鎖国の日本と異なり、取扱の運用対象の数が桁違いに多く、他にも様々なメリットがあります。
富裕層の方に人気なプライベートバンクでは、基本的に格付けの高い(デフォルトリスクが低い)社債で年利4〜6%で手堅く運用することが可能です。
さらにシンガポールの場合、債券を担保にした借り入れが可能です。例えば、10億円分の社債を購入し、その社債を担保にさらに10億円を借りて社債の購入に充てることができます。そうすると、10億円の元手で20億円の運用ができ、元手に対して年利8〜12%程度で手堅く運用することができます。つまり、10億円をシンガポールのプライベートバンクで運用しておくと毎年8,000万円〜1億2,000万円程度の運用益が入ってくることになります。しかも、マレーシアやシンガポールなどの居住者になっていれば運用益について「原則非課税」となります。
💡預入資産別のプライベートバンク(シンガポール)
預入資産に応じて開設可能なプライベートバンクや利用可能なプライベートバンキングサービスが異なります。
・500万SGD(約5億円)以上の預入
→外資系大手のプライベートバンクの開設が可能です。日本の証券口座から証券の移管も可能です。
・100万SGD(約1億円)以上の預入
→日系大手のプライベートバンキングサービスの利用が可能になります。アジア在住の日本人富裕層に特化して、日本人バンカーチームが組織され、手厚いコンシエルジュサービスを提供している会社もあります。海外移住した日本人富裕層が最も多く使っているパターンです。日本の証券口座から証券の移管も可能です。
・30万SGD(約3,000万円)以上の預入
→プライベートバンクではありませんが、外資系大手の上級口座の開設が可能になります。マイル還元率が比較的高いクレジットカードの発行が可能でジャパンデスクが充実している銀行もあります。日本の証券口座から証券の移管はできないので、別途フィリップ証券の口座などと組み合わせて使うと良いでしょう。
弊社のお客様で海外へ移住される方、海外居住の方には、上記プライベートバンクのご担当者(日本人)を直接ご紹介も可能です。お気軽にご相談ください。
マレーシアの暗号資産取引所
マレーシアでは、個人の暗号資産(仮想通貨)取引における利益に対して原則非課税であり、暗号資産投資家にとってはとても嬉しい環境です。しかし、マレーシア国内の暗号資産取引所は日本に比べるとまだまだ少なく、使い勝手も良いわけではありません。そのため、Binanceなどをメインで使用するのがお勧めです。なお、Binanceは口座所有者の居住国によって、ルールや設定が異なりますので、マレーシアへ移住したら、Binance内で居住地変更の手続きをするようにしましょう。日本の住所登録のままだと、日本の当局からの指導に従う必要が出てくる(日本で課税される可能性も)ので注意が必要です。
暗号資産とマレーシアリンギットを交換したい場合には、マレーシアで最も大きい取引所Lunoを使うのがお勧めです。BTCやETHなどの主要通貨は取り扱いがあるものの、USDTなどのステーブルコインの取り扱いはありません(2023年8月5日時点)。
マレーシア国内には、個人的に暗号資産と法定通貨(リンギットなど)を相対取引をしてくれるブローカー(中華系マレーシア人が多い)もいますが、中には先に送った暗号資産を持ち逃げされるといった事件も発生しているので注意が必要です。
マレーシアの住居事情
賃貸契約
・入居までの期間
家具付きでの貸し出しが多く、契約をしてから2週間程度で入居できる場合が多いです。そのため、ビザ取得のためにマレーシアへ入国してから物件内覧をして決めて頂くのをお勧めいたします。最初の数週間〜1ヶ月程度は、ホテルやAirbnbで滞在をして、その後入居という流れになります。
逆に2ヶ月以上先の入居の場合は、空き家となる期間が長すぎて、オーナーが貸してくれないケースも多いので、入居の数週間〜1ヶ月前に契約をするのが般的です。
・入居審査
日本のように信販会社の審査はなく、基本的にオーナーの判断のみで決まります。
日本人というだけで信用が高い(綺麗に部屋を使ってくれると評判が良い)ので、日本人は借りやすい傾向にあります。
ビザ取得前(申請中が好ましい)でもオーナーがOKをすれば借りることができます。
・賃貸の初期費用
家賃の4.5ヶ月程度(保証金2ヶ月、仲介手数料1ヶ月、前家賃1ヶ月、光熱費・雑費0.5ヶ月)
・ホームWiFiの設置
通常、不動産エージェントに依頼をすれば、ホームWiFi(ついでに携帯電話回線も)の契約・設置もサポートをしてくれます。
月額100MYR(3,000円)程度〜契約が可能です。
通信速度は場所や会社にもよっても変わりますが、クアラルンプール市内の日本人がよく住むエリアでは、日本とさほど変わらない速度となっています。
→クアラルンプールでの不動産内覧についてアレンジをご希望の方はお気軽にご連絡ください。マレーシア不動産に精通した日本人エージェントがご案内いたします。
水回りのインフラ
日本人からすると、海外の水回りはとても心配になりますよね… ここでは、マレーシアの水道事情をご紹介していきます。
・水道水は飲めない
水道水は飲用ではないので、ウォーターサーバーを設置するのが一般的です。
飲用にはなっていませんが、料理や皿洗い程度であれば問題なく使用できますが、気になる方は濾過フィルターを設置すると良いです。
ウォーターサーバーや濾過フィルターについては、通常不動産エージェントに依頼すれば、設置のサポートをしてくれます。月額100MYR(3,000円)程度で契約が可能で、数ヶ月に1回程度業者がメンテナンスに来ます。
・サビが含まれて黄色い水が出ることがある
マレーシアでは、浄水場を出たばかりの水は、飲めるぐらい綺麗な水質となっているようですが、建物の配管にサビがあると黄色く濁った水が出てくることがあります。高級コンドミニアムの場合は、館内で浄水設備を設けている場合が多いですが(リッツカールトンとフォーシーズンズのレジデンスは館内浄水ありと確認済み)、一般的なコンドミニアムでは黄色い水が出ることが多々あります。部屋によっても異なりますので、物件内覧の際には必ず水の濁りがないかをチェックしてください。水圧も低いことがあるので要チェックです。
日本よりは水質が悪いので、髪を痛めないためにも水質改善のシャワーヘッドの使用をお勧めします。少し値は張りますがミラブルのシャワーヘッドはかなりお勧めです。クアラルンプールにある日系美容室Number76の店頭(または取寄せ)で購入することもできます。
・ミラブル公式サイトはこちら
・マレーシアのNumber76の公式サイトはこちら
・部屋のトラブル発生や修復が必要になった場合
住居で水回りや家具家電、電気回線等のトラブルが発生した場合は、オーナーやコンドミニアムのコンシェルジュに相談しましょう。
最初からあった欠陥であれば、オーナーの費用負担で直してくれることが多いですが、長く使用している上で起こったトラブルは入居者の費用負担で直す場合が多いです。後でオーナーと揉めないように、契約段階でよく確認をしておきましょう。
・ウォシュレットの設置について
イスラーム教徒の多いマレーシアでは、基本的にホース型のウォシュレットが付いていますが、日本人にとっては馴染みがなく少し使いづらいです。家では日本式のウォシュレットを設置したいという方も多いと思います。その場合は、オーナーにも許可を取った上で、TOTOなどのウォシュレットを購入して設置しましょう。TOTOの場合、型にもよりますがおよそ2,000〜9,000MYR(6〜27万円)程度で購入できます。
・害虫対策
常夏のマレーシアでは、虫対策は必須です。高層コンドミニアムでも対策をしないと虫が出ます。内覧の際に虫の死骸などがないかをよくチェックしてください。そして、家を借りる際には、害虫対策の薬剤を撒く(「ペストコントロール」と言います)ようにオーナーや管理人にお願いをしましょう。Gは排水口から上がってくることが多いので、全ての排水口にネズミ返しのような蓋を設置することをお勧めします。私の家もこの蓋を設置してからは一度もGは出現していません。
一軒家の場合は、特に虫が発生しやすいので、毎週ペストコントロールをすることをお勧めします。高級住宅エリアの場合は、地域全体で定期的に(毎週)ペストコントロールが行われるところもあります。
ペット事情
マレーシアはイスラーム教国家ということもあり、日本と違ったペットの規制があります。代表的なのが「犬」についての規制です。
イスラーム教の教義上、犬は不浄な生き物とされており、街中で散歩をすることは原則禁止されており、見つかった場合は罰金になります。犬には厳しいですが、猫には寛容です。
「Desa Park City」など一部のエリアでは、犬の散歩が認められています。Desa Park Cityのセントラルパークは、池の周りをぐるっと散歩できるようになっており、公園内にペットの糞用のゴミ袋やゴミ箱まで設置されています。ペットフレンドリーな飲食店も多いです。犬を飼う方はほとんどがDesa Park Cityでの居住を選択されます。Desa Park City緑も多くゆったり過ごせる環境が整っており、日本人だけでなく欧米人にも人気の居住エリアになっています。
散歩ができるエリアは限られますが、屋内で飼う分にはOKというコンドミニアムもあります。KLCCのコンドミニアム(リッツカールトンレジデンス)で小型犬を飼っている人もいます。ペット可かどうかは物件とオーナー次第なので、よく確認をするようにしましょう。
検疫手続きなどを行えば、日本からペットを連れてくることも可能です。
マレーシアの携帯電話番号とWiFi契約
マレーシアの携帯電話契約
マレーシアで生活する上で、マレーシアの携帯電話番号(+60〜)は必須です。お店を予約したり、マレーシアのアプリで使用したりと使う場面はとても多いです。旅行であれば、プリペイド式のSIMカードで十分ですが、居住するとなったらやはり回線契約をするのをお勧めします。いくつかお勧めの会社をご紹介いたします。
(1)Maxis(マクシス)
マレーシア最大手で、日本でいうNTT Docomoのような会社です。ツインタワーの真横に大きな自社ビルがあります。私自身もMaxisを使っています。最大手なので通信速度、電波状況が良いということに加え、99MYR(約3,000円)で30日間世界70ヵ国以上でインターネット回線が使えるようになるグローバルローミングサービス(1日2GBまで)が便利です。日本でも使用できます。ASEAN圏内で旅行する際には、7日間49MYR(約1,500円)というパックも便利でよく使います。
ギガ数によって様々な料金プランがあります。他社より少し割高ですが、便利さと安心を買うならMaxisがお勧めです。料金の支払いはMaxisのアプリ上でカード決済または銀行送金で簡単にできます。
Maxisの料金プランはこちら(Maxis公式サイト)
(2)その他のキャリア
・Celcom
Maxisの次に利用者が多い大手キャリアです。Maxisよりも割安です。
・Hotlink
Maxisの子会社で、低額サービスを行っているキャリアです。グローバルローミングは使えませんが、料金が安い割に、通信速度やサービスの品質が高いので、コスパ重視の方にお勧めです。
・Digi
Digiも料金は安いですが、電波がつながりにくいところが多いという評判をよく聞きますので、個人的にはお勧めしません。
ホームWiFiの契約
基本的には携帯電話回線の契約をした会社でホームWiFiも契約するのがお勧めです。割引になるパッケージがあります。私はMaxisで携帯電話回線とホームWiFiをパッケージで契約しました。支払いも1箇所にまとめて行えるので便利です。
賃貸のアレンジをお願いする不動産エージェントに相談をして、ホームWiFiの設置と電話回線契約の手配、両方ともまとめて行うこともできます。
移住後の日本の携帯電話
海外移住後も日本の電話番号を残しておきたいという方は多いと思います。日本居住者でなくなると、新規で日本のキャリア契約が難しくなりますので、移住前に必要なキャリアで契約を済ませることをお勧めいたします。
日本での利用が少なくなるので、楽天モバイルなどの格安キャリアを使うのがお勧めです。楽天モバイルは海外でもインターネット回線で電話の使用ができるので便利かつ格安で私も使っています。私はMaxisのSIMが入ったスマホと楽天モバイルのSIMが入ったスマホの2台持ちにしていますが、最近は1つのスマホに二つのSIMを入れられる機種(ギャラクシーなど)が出ていたり、eSIM(SIMカード差し替え不要)などもあるので、適宜使い分けていただくと良いでしょう。
必須のチャットツール WhatsApp
マレーシアでは、チャット・コミュニケーションツールとしてWhatsApp(ワッツアップ)が使われています。日本で言うところのLINEです。
WhatsAppはマレーシアのみならず、全世界的に使われているツールです。ぜひ移住のタイミングでインストールしておいてください。
現地の友人とのコミュニケーションだけでなく、お店の予約などにも使うので必須のアプリです。WhatsAppの登録には電話番号が必要になりますが、日本の電話番号ではなくマレーシアの電話番号で登録をすることをお勧めします。
マレーシアでの移動手段
マレーシアでの移動手段とそれぞれの特徴や使い方をご紹介します。
Grab(タクシー配車アプリ)
Grab(グラブ)は東南アジア版Uberです。マレーシアのみならず、東南アジア各国で利用することができる便利な配車アプリです。
配車だけでなく、Grab Foodというフードデリバリー(日本でいうUber Eats)やスーパーマーケットの購入品配達、郵送物の配達などもGrabアプリ1つで完結します。マレーシアで最も使う便利アプリなので、まず初めにインストールをして使えるようにしておきましょう!マレーシアのみならず、東南アジア各国でGrabアプリがそのまま使用できます。一部の表記は日本語にも対応しています。
Grabでは、乗り場と目的地を設定し、事前に運賃が決まり、カードやGrabのウォレットから自動決済できる仕組み(現金支払いも可能)になっており、メーターが回ってなくてぼったくられるといった心配もありません。普通の街中のタクシーもありますが、ぼったくりをしてくる場合があるので極力乗らず、Grabを使った方が良いです。特に空港で声をかけてくるタクシー運転手はぼったくりが多いのでご注意ください⚠︎
乗車料金は、距離や混雑状況(需要と供給のバランス)によって決まります。車のグレードも選ぶことができます。最も安い車で6MYR(約180円)〜乗車することができ、日本のタクシー代に比べてかなり割安(3分の1〜4分の1ぐらいのイメージ)です。
クアラルンプール国際空港(KLIA)からクアラルンプール市内まで(ツインタワーのあるKLCCまで通常1時間ほど、成田空港から品川駅ぐらいの距離)は一律料金が設定されており、最も安いグレードの車(マレーシアの国産車)で約2,500円(69MYR+高速道路料金)です。最も高いグレードの車(アルファードなど)で約6,000円(180MYR+高速道路料金)と日本に比べてかなり割安です。
「Grab Unlimited」というサブスクの登録もおすすめです。配車の時に評価の高いドライバーを優先的に割り当ててくれたり、Grab Foodの送料が毎回安くなったりと、月額たった4.9MYR(約150円)で様々なメリットがあります。
鉄道
クアラルンプール市内は鉄道網が発達しています。乗車料金もとても安い(3MYRほど〜)です。駅や車内も清潔で日本人が乗車しても不快感はあまりないと思います。券売機で行き先を指定し、コイン状の乗車券を購入し(現金のみ、50MYR以上のお札は使えない場合が多い)、それを改札にタッチすると乗車ができます。
都度券売機を使うより、「Touch & Go」というICカード(日本でいうSuica)にチャージして乗車するのが便利なので、駅の窓口やコンビニ(セブンイレブンなどの一部店舗)で購入しましょう。「Touch & Go」は各店舗での支払いや高速道路料金の支払いにも使えます。「Touch & Go」はカードだけでなく、スマホアプリ版もありますが、高速道路などではカード版しか使用できないので、両方持っておくと便利です。ちなみに、マレーシアでは電車内での飲食が禁止されている(見つかると罰金)ので注意してください。
クアラルンプール国際空港からKL Sentral駅(東京駅のようなイメージ)までKLIA Expressが運行しています。
空港からKL Sentralにノンストップで向かう(30分ほど)急行は、大人片道55MYR、往復100MYRで乗車できます。ツインタワーのあるKLCCや繁華街のBukit Bingtangまでは、KL Sentralで乗り換えて向かう必要があります。Grabだと空港からKL市内をDoor to Doorで2,500円ほど〜であり、鉄道利用とそこまで時間も料金も変わらないので、KL Sentral付近が最終目的地でなければ、空港からはGrabの利用が楽でお勧めです。
バス
クアラルンプール市内はバス網も発達しています。バスには系統番号と行き先が書かれています。しかし、日本のようにバス停に、停留所の案内が細かく書かれているということはないので、自分でバス路線図と系統を調べて乗る必要があり、上級者向けとなります。運賃は「Touch & Go」で決済ができます。
また、ツインタワーがあるKLCCエリアと繁華街のBukit Bintang(ブキビンタン)エリアには、無料周回バスが運行されています。
自家用車
(1)基本的にはGrab移動がお勧め
Grabが安いので、クアラルンプール市内に住んでいる限りは自家用車はあまり必要ありませんが、少し郊外に住んでいたり、お子様の学校までの送り迎えなどで必要な場合は、自家用車を購入すると良いかもしれません。レンタカーやカーシェアリング(SOCARなど)も多いので、長距離移動する時だけ車を借りて、普段はGrabで移動という方が多いです。
(2)マレーシアの国産車と輸入車
マレーシアには、「Proton」と「Perodua」という2つの国産自動車メーカーがあります。日本の自動車メーカーが技術支援をして作られたので、車の性能も悪くはありません。マレーシアでは国産車を保護する観点から、輸入車に対して100%という高い関税をかけています。そのため、輸入車(アルファードやベンツ、フェラーリなど)の値段は日本の1.5〜2倍ほどと高額です。
ただし、ASEAN(東南アジア諸国連合)の域内では関税を免除または安くする取り決めがあるため、タイで現地生産されたトヨタ車や日産車は、マレーシアでも比較的割安で購入することができます。コスパ重視ならマレーシアの国産車やタイ現地生産の日本車がお勧めです。
(3)日本から車を持ってくる場合
日本から自動車を持ってくることも可能ですが、通常は関税(100%)がかかってしまいます。以前は個人で2年以上の所有実績があれば、1台までは非課税で持ってくることができたようですが、度々ルール変更があり(マレーシアあるある)、現在は非課税で持って来れる可能性は低いようです。マレーシアで自動車の輸入サービスを行っている日系の会社に問い合わせをしても、やってみないとわからないとのことで、非課税で持って来れると期待せずにいる方が良さそうです。
(4)レンタカーやカーシェアリング
レンタカーやカーシェアリングも充実しています。国際運転免許またはマレーシアの運転免許(日本の免許から切替可能)があれば借りることができます。カーシェアリングはSOCARが有名で、あらゆる駐車場で車を借りることができます。
(5)マレーシアのその他の車事情
ガソリン:マレーシアは産油国なので、ガソリン代はとても安く、日本の3分の1程度で、東南アジアの中でも最も安いです。
駐車場:コンドミニアムを借りるとほとんどの場合駐車場もセットでついてきます(追加費用なし)。
車検:マレーシアには車検制度がないので自己管理が原則です。中古車を購入する場合は状態点検を注意深く行ってください。
自動車保険:加入必須です。
高速道路:エリアによっては通行料(料金所ごとに3MYR程度)がかかります。Touch & Goがあると便利です。日本でいうETCのような自動決済システムもあります。
道路事情:日本と同様に左通行です。
駐禁:駐禁切符を切られても罰金はかなり安く抑止力になっていない現状があります。そのため、駐車禁止の路肩にもたくさん車が停めてあります。駐禁切符を何枚か切られて、ある程度溜まったら支払いに行くという方が多いようです。早く支払うと罰金額が割引になるという日本では考えられない不思議な制度もあります(笑)。ちなみに、外国人よりもマレーシア人の方が罰金額が安く、自分の代わりにマレーシア人の友人に駐禁代を支払ってもらうと割安で済むそうです。
検問:マレーシアではたびたび警察による検問が行われています。身分証(パスポート)と運転免許証は必ず持っておくようにしましょう。当然、飲酒運転も禁止されていますのでご注意ください。万が一、検問で引っかかってしまった場合、警察に”袖の下”で解決することが多いようです…。万が一の時のために現金(1,000〜2,000MYR程度)も所持しておくと良いでしょう。
救急・警察の電話番号:「999」
消防車の電話番号:「994」
💡マレーシアの運転免許切り替え
日本の運転免許証があれば、申請をするだけで(試験などは不要で)、マレーシアの運転免許証を取得することができます。日本の運転免許証もそのまま持つことができます。ただし、日本の運転免許証のような身分証明書の代わりにはなりません。
国際免許証でも運転ができますが、日本で毎年更新をしないといけないので、マレーシアに長く住まれる予定の方は、免許切り替えを行うと良いでしょう。
必要書類を日本大使館で認証し、JPJという免許センターに必要書類を持っていけば手続きができます。詳しくはマレーシア在住のLANIさんのこちらの記事が参考になります。
ネットショッピング
LazadaとShopee
マレーシアを含め東南アジア各国におけるネットショッピングは、LazadaとShopeeが2大巨頭です。マレーシアでは基本的にAmazonはネットショップサービスを提供していません。東南アジア各国でサービスを展開しており、越境ECも可能です。例えば、タイからマレーシアに商品を発送してもらうといったことも可能です。
Grabでショッピング
配車アプリのGrabでも、ネットショッピングやフードデリバリーが可能です。マレーシア大手スーパー「Jaya Grocer」などとも提携しており、最短40分程度で品物が届きます。
ドンキホーテ(マレーシアでは、Don Don Donki)などもGrab内で配達サービスを行なっています。マレーシアのドンキでは日本の食品と一部化粧品を扱うスーパーとなっており、大体の日本の食材が揃います。
送料はエリアや買い物量などにもよりますが、2MYR(約60円)〜と日本に比べてかなり安く、気軽に注文することができます。
医療と保険
マレーシアの医療は先進国水準であり、安心して医療機関をご利用いただけます。日本語の通訳が常駐する病院もあります。
「ルックイースト(東を見よ=日本を見習え)」を掲げ、マレーシアの経済成長を押し進めたマハティール元首相は、自身が医師であることもあり、特に医療の推進に力を入れてきたため、東南アジアの中でシンガポールに次いで医療先進国となっています。
日本語の通訳が常駐している病院
・Prince Court Medical Centre(KLCC)
https://princecourt.com/
・Pantai Hospital(Bangsar)
https://www.pantai.com.my/kuala-lumpur
・ひばりクリニック(Mont Kiara)
https://hibariclinic.com/my/
医療保険
マレーシアには、日本のような国民皆保険制度はなく、必要であれば民間の保険会社で医療保険に加入することができます。ちなみに、マレーシア人は、国立病院に限り格安で医療を受けられるようになっていますが、国立病院は待ち時間が長く、富裕層は基本的に私立病院に通います。
日系の会社だと東京海上日動があり、日本語対応もあり安心ですが、現地の保険会社よりも保険料が割高です。現地の保険会社(AIAや各大手銀行の保険)で保険に加入する場合は、会社の窓口に訪れるか、知り合いから保険の営業マンを紹介してもらう方法があります。対応は基本的に英語のみです。
医療保険に入る前に注意しなければいけないので、医療保険のカバー範囲です。「入院」「事故などによる大きな怪我」には保険が適用されますが、「日帰りの診察と薬の処方」には基本的に保険が適用されず10割負担になります。例えば、「子供が風邪を引いたので耳鼻科に行く」「目が痒いので眼科に行く」「虫歯の治療で歯医者に行く」こういったものは原則として 保険対象外になり、10割負担になります。駐在員の方は、お勤めの会社で負担してくれる場合もありますが、保険の適用範囲には入っていないことがほとんどです。
10割負担なので、耳鼻科や眼科での診察、薬の処方でおよそ300〜600MYR(9,000〜18,000円)、1本虫歯を治療するのでおよそ1,500〜2,000MYR(4.5〜6万円)かかるイメージです。特に虫歯などは日本にいるうちに早めに治療を済ませることをお勧めします。
💡日本の健康保険の維持について
移住後も、住民票を日本に残しておくことで日本の国民健康保険を維持することができ(保険料の支払いも継続)、日本で医療を受ける場合は引き続き保険適用を受けられます。しかし、日本の税務上の非居住者要件を満たす上で、「日本に住民票を残す」ことは不利にはたらく場合があるので、お抱えの税理士・会計士に事前にご相談ください。
生命保険
マレーシアに限らず、日本国外に移住すると海外のあらゆる保険商品の購入が可能になります。日本の保険業法186条により、日本居住者は日本国外の保険に加入することが原則禁止されています。海外の生命保険の方がはるかに好条件なのですが、金利の低い日本の保険を守るためにこのような法律が敷かれています(日本が金融鎖国と言われる所以の一つです…)。
しかし、海外に移住すれば、世界中のあらゆる保険に加入することができるようになります。アジアにおいては、金融立国であるシンガポールに保険会社が多く集まっていますので、生命保険についてはシンガポールで加入することをお勧めします。Sun LifeやGreat Easternなどが人気です。両社ともマレーシアにも拠点があるので、マレーシアで加入もできます。
シンガポールでプライベートバンクを開設する方は、プライベートバンカーからおすすめの保険運用を紹介してもらうのも良いでしょう。いずれにしても日本の生命保険よりもはるかに好条件の保険に加入できるようになるというのは海外移住者にとっての大きなメリットです。
マレーシアの最先端医療
マレーシアでは、特に最先端医療の研究と実用化に力を入れており、分野によっては日本よりも進んでいます。その代表例が、「幹細胞療法」と「代理母出産」です。
① 幹細胞療法
最近日本でも人気な幹細胞治療ですが、日本では自家培養(自身の細胞を培養)の幹細胞や培養上清液の投与しか認められておりません。一方、マレーシアではそれらに加えて他家培養(他人の細胞を培養)の幹細胞の投与が認められており、臍帯由来の幹細胞(赤ちゃんの細胞)を点滴や注射で投与するのが流行っています。保健省が定めた厳しいガイドラインのもと医療機関にて安心安全に施術を受けることができます。
→マレーシアでオススメの臍帯幹細胞点滴
② 代理母出産
マレーシアでは、代理母出産も盛んに行われています。不妊治療も進んでおり、精子や卵子の提供も可能です。体外受精を行う場合は性別の選択まで可能になっています。
まとめ
弊社FSIGMAでは、マレーシア移住に関するごサポート・相談を承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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