これからマレーシアへの移住を検討されている方や、ラグジュアリーな家に住みたい方は、是非参考にしてみてください。
マレーシアの不動産事情
マレーシアは東南アジアの中では、所得が高い国です。フィリピンと比べると2倍近く所得水準がありますが、フィリピンとマレーシアは全然家賃が変わりません。首都クアラルンプールの家賃は東京の4分の1〜3分の1のイメージです。
マレーシアは人口が3800万人ほどの国なので、所得水準の割に家賃が安い事が特徴です。
マレーシア移住はお得!タワマンに家賃5万円から住める
普通のタワーマンションには家賃5万円ほどで、プール、ジム付きの快適な生活ができます。クアラルンプールの中心地、KLCCというエリアで高級コンドミニアム50㎡を超える1LDK に住んでも、3000リンギット(日本円で81,000円)くらいで住むことができます。
マレーシア高級ホテルレジデンスの特徴
今回ご紹介する「高級ホテルレジデンス」とは、その名通り、高級ホテルブランドが運営をしているレジデンスのコンドミニアムになります。
1) ホテルサービスが利用可能であること
例えばホテルのインルーム・ダイニングや、ハウスキーピングなどのサービスを利用することができます。
2)24時間対応のコンシェルジュサービス
24時間、電話または専用のアプリで連絡をすれば、コンシェルジュがお世話をしてくれます。車を止める時にはバレーパーキングサービスがあり、宅配物が届いた時には部屋まで荷物を運んできてくれます。あとは、エアコンなど不具合がある時でも、部屋に来て修理をしてくれます。
3)ハイグレードな共用施設が付いている
プールやジムが付いているのは当たり前の光景です。共用者が利用できる専用のラウンジ、スパ、やサウナ、パーティールーム、バー、宴会場、会議室などの共用施設が整っています。マレーシアのクアラルンプールには、いくつか高級ホテルビジネスがあります。「リッツカールトンレジデンス」「バンヤンツリーレジデンス」「セントレジスレジデンス」「フォーシーズンズレジデンス」という、4つの高級ホテルレジデンスを今回はご紹介いたします。
ザ・リッツカールトン・レジデンス
まずはザ・リッツカールトンレジデンスです。高級ホテルと聞くと、真っ先に皆「リッツカールトン」というブランド名を思い浮かべる方も多いかと思います。マレーシアは基本的に家具付きで賃貸に出すことが多いので、借りる際には既に家具が入っている場合が多いです。
デベロッパー自体が、そもそも家具付きで部屋を貸し出しているので、家具も非常にこだわりがあり、黒や金を基調としたラグジュアリーな仕様となっています。「ラグジュアリーな感じが好き!」という方は「リッツカールトン」は非常におすすめです。
立地
まずリッツカールトンレジデンスは、「ベルジャヤグループ」という、マレーシアの大きなデベロッパーが建設運営をしています。2017年に完成をして、KLCCにあります。モノレールのブキットナナスという駅が直結になっていて、建物のすぐ横に駅があるので、モノレールに乗って移動することができます。
一駅行くと、ブキビンタンという、東京で言う銀座みたいなところがあり、そこまでモノレールで一駅で行くこともできます。あとは、ツインタワーも歩いて5分から7分ぐらいの距離なので、非常に立地も良いところになります。
設備
↑ リッツカールトンレジデンスのラウンジ共有施設は非常に整っておりまして、プール、ジム、バーベキュー場、あと居住者の専用ラウンジがあります。この専用ラウンジでは、コーヒーや水とか紅茶などが飲み放題で、アフタヌーンティータイムになると、食事が出てきたりもします。これらはすべて無料で、居住者は楽しむことができます。もちろん、Wi-Fiも完備されているので、仕事がしやすい環境が整っています。もちろんプールもあります↓
あとはパーティールーム、子供が遊ぶようなキッズスペースや、会議室、サウナ、テニスコートなどもあります。
全体的にラグジュアリーであるという点もそうなのですが、テニスコートが付いているというところも非常に良いです。KLCCで見ると、テニスコートが付いているコンドミニアムは、あまりありませんが、テニスがお好きな方は、リッツカールトンがおすすめです。
とっても素敵ですね❤︎
住んでいる友人とここでよくテニスをしますが、スタッフの方がいつもデトックスウォーターを用意してくれる気遣いも素敵です^^
家賃
家賃は、21万6,000円から住めてしまいます。
1番小さい間取りで、大体95㎡のワンベッドルーム、日本で言うところの1LDKという小さな間取りですが、大体8,000リンギットぐらいから貸出がされています。
家具付きで約8,000リンギット、日本円だと21万6,000円ぐらいなので、非常に安く借りることができます。東京の六本木にもリッツカールトンレジデンスがありますが、同じ広さの部屋を借りる場合、100万円以上の家賃になります。1/4と〜1/5くらい安いという印象です。都心のリッツカールトンに20万円で住めると考えるとお得ですね。マレーシアは「世界で一番リッツカールトンの家賃が安い」という風に言われています。
おまけ
リッツカールトンのホテルもクアラルンプールにありますが、ホテルは別の場所にあります。ホテルとレジデンスが別々の場所にあるので、ホテル客などが周りに居ないため、非常に静かに過ごせる環境がメリットです。
バンヤンツリーレジデンス
2つ目は「バンヤンツリーホテル」という、東南アジアの高級ホテルグループが営んでいるレジデンスになります。日本にはこのバンヤンツリーというホテルがまだ無いので、日本人の方は見慣れない方も多いかもしれません。
現在、京都にバンヤンツリーグループがホテルを建設しているようで、少しずつ日本でのバンヤンツリーの認知度が上がってくる事が予想されますが、東南アジアでは、有名でかなり高級なホテルです。バンヤンツリーは「ブキビンタン」という、先ほど述べた「銀座みたいなところ」にあり、ホテルの中にレジデンスも入っているということで、ホテルとレジデンスが併設されている形になっています。
リッツカールトンが金や黒を使った非常にラグジュアリーなテイストの内装であるのに対して、バンヤンツリーレジデンスでは白を基調にした、非常にシンプルな造りになっています。なので、白で落ち着いたシンプルな感じがお好きという方は、このバンヤンツリーがおすすめです。
立地
このバンヤンツリーの建物の隣に「パビリオン」という巨大なショッピングモールが併設されています。バンヤンツリーの建物とショッピングモールの間には、道路が1本挟んであり、屋根付きの渡り廊下で、直通で行くことが出来ます。
マレーシアは雨が多く、夕方になると夕立みたいな雨が降ることも多いですが、この連絡通路を通れば、雨を気にせずショッピングセンターまで行けるという利便性が、最大のメリットとなっています。この「パビリオン」はマレーシアの中でもかなり巨大なモールで、高級ブランドがほとんど揃っていて、レストランもいっぱいあります。東京グルメ街みたいもあるので、和食レストランが多く入っています。ショッピングや飲食には困りません。
設備
高級ホテルレジデンスはセキュリティもしっかりしているので女性の一人暮らしでも安心です。共有施設も充実していて、プール、ジム、バーベキュー場やラウンジなどが付いています。テニスコートは付いていません。
バンヤンツリーホテルのプール↓どのレジデンスにもプールがついています。
また、リッツカールトンと違う点は、ホテルのレストランやバーがそのまま使えることです。リッツカールトンはホテルとレジデンスが別なので使えませんが、バンヤンツリーの場合はホテルが併設されているので、ホテルのレストランなどにも直ぐに行けます。バンヤンツリーのバーはルーフトップバーになっていて、天井を吹き抜ける屋上のバーがあり、景色が非常に良く見渡せます。
家賃
気になる家賃は、リッツカールトンよりもガクッと下がり、一番狭い98㎡のワンベッドルームの部屋で、6,000リンギットぐらいから借りることができます。日本円で16万2,000円ぐらいです。
立地はすごく良くて、造りも良いですが、なぜかかなり安いです。私が見た時は今回ご紹介する4つのホテルレジデンスの中で、内装や設備が少し古い印象を受けました。とにかく安く高級ホテルレジデンスに住みたいという方には良いかもしれません。
セントレジスレジデンス
このセントレジスレジデンスも、大阪に1つあるくらいで、日本での知名度は高くありませんが、世界的には非常に有名な高級ホテルブランドになります。こちらの特徴は、非常に大人っぽい造りになっている点です。どちらかと言うと黒や、シルバー、白を貴重として落ち着いたデザインで、大人でシンプルな内装のデザインになっています。ゆっくりと過ごされたい方には、「セントレジスレジデンス」がおすすめです。
立地
先ほどご紹介したリッツカールトンや、バンヤンツリーは全てKLCCという中心地にあリますが、セントレジスレジデンスは若干外れて、「KLセントラル」という方になります。
KLセントラルもクアラルンプールの中心と言えば中心ですが、東京で言うところの東京駅みたいなイメージです。高速鉄道や長距離列車が発着する「KLセントラル駅」というのがあり、その駅に直結している建物になります。KLセントラルの周りには、色んなオフィスがあるので、そういったところで働かれるという方は、セントレジスレジデンスが便利だと言えます。
設備
共用施設も整っており、先ほどのリッツやバンヤンツリーと同じように、プールやジム、パーティールームなど一通り揃っています。こちらもホテルと併設されていて、ホテルのレストランやバーも利用が可能です。
家賃
家賃は、一番狭い部屋が76㎡のスタジオタイプ、ワンルームタイプで5,000リンギットほどです。日本円で、13万5,000円ぐらいです。1LDKに住む場合は、大体20万円〜、というようなイメージです。一人暮らしの単身赴任でマレーシアに来られる方は、会社に近いこのセントレジスレジスを選ばれる方が多いです。
フォーシーズンズホテル
フォーシーズンズホテルは、世界的に非常に有名な高級ホテルブランドで、東京の大手町や、京都にもあるレジデンスです。フォーシーズンズの特徴は、立地がすごく良いことと、内装は黒やシルバーなどを基調とした、非常に落ち着いた高級感のあるデザインになっています。セントレジスレジデンスと少し似ています。「静かに暮らしたい」「ちょっと大人なライフスタイルを過ごしたい」という方には非常におすすめです。
立地
フォーシーズンズの立地と景色は最高です。KLCCのツインタワーの真横にあります。
歩いて30秒のところに伊勢丹(ISETAN)があります。伊勢丹(ISETAN)、日本では高級なデパートとして有名ですが、こちらには大きな伊勢丹のスーパーもあります。日本の食材がたくさん売られていて、非常に買い物に便利です。
設備
↑フォーシーズンズレジデンスのパーティースペース共用施設は、プールが2つ、ジム、パーティースペースなど一通り整っています。テニスコートはありません。このフォーシーズンズも、ホテルと併設されているので、ホテルのレストランやバーなどが利用可能です。
フォーシーズンズに入っているバーは、アジアでナンバー1に選ばれるぐらい有名なバーで、非常に高級感があります。レストランも、中華や、イタリアン、お寿司、スターバックスが入っていて、世界的に有名な和食レストラン、NOBU(ノブ)もあり、非常に飲食も充実しています。ショッピングフロアもあるので、同じ建物内で完結できてしまいます。
家賃
気になる家賃は、一番小さい部屋で大体100㎡ぐらいで、そちらのワンベッドルームで、8,500リンギットぐらいから借りることができます。これも家具付きで日本円で約23万円になります。リッツカールトンと大体同じくらいの家賃です。コスパを考えると、これほど良い物件はありません。
マレーシアで物件を借りるまでの審査と流れ
高級ホテルレジデンスの物件を借りる方法は、現地の不動産エージェントに依頼をして物件の内覧をし、契約をします。日本と大きく違うポイントは、審査がオーナー審査のみという事です。
日本人というだけで借りやすい
日本の場合は通常、信販会社と言われる会社に審査を通した後オーナーの審査という二重の審査があります。
信販会社の方で収入状況を色々見られて良い物件がなかなか借りられないというケースも多いですが、マレーシアの場合はこの審査がないので、オーナーがOKと言えば直ぐにでも借りることができます。
収入証明を求められることもあまりありませんので、オーナーからの印象で決まってしまいます。海外の人は、日本人に対して「真面目で信用が高い」という印象を強く持っています。
「綺麗に家を使ってくれる」「お金をちゃんと払って、滞納が無い」というイメージがあり、日本人というだけでオーナーがOKしやすいという特徴があります。寧ろ、「日本人に是非借りて欲しい」と言われる事すらあります。
部屋の初期費用はいくらかかる?
初期費用は日本と大きく変わりません。先ず、敷金・礼金みたいなものが当然発生します。マレーシアでは「保証金」と言いますが、大体家賃の2ヶ月半ぐらいを保証金としてオーナーさんに支払います。これは部屋を出る時には返ってくるものになります。
あとは、登録するための印紙代が1,000リンギット、日本円で2〜3万円ぐらい掛かるのと、部屋を紹介してくれたエージェントに払う「仲介手数料」が1ヶ月分掛かります。
最短いつから入居できる?
入居までの日数は、まず物件の内覧をして「どこの部屋が良いか?」ということを決めます。申し込みをして初期費用を入金してから、早ければ1週間ぐらいで入居が可能です。
マレーシアは家具付きで貸し出しているケースが多く、直ぐに住むことができるので、日本と比べて家を借りやすい長所があります。
まとめ
弊社はマレーシアのラブアン法人であり、タックスメリットを享受したい方向けの海外法人設立と移住のサポートを行っています。現地の会社と提携をしているため、今回ご紹介したホテルレジデンスも全てご案内が可能です。
マレーシアに移住を検討されている方は、是非ご相談いただければと思います。マレーシアでは、非常に安い金額で高級ホテルレジデンスに住むことができます。「良い家に住みたい」「ラグジュアリーな家に住みたい」という方は、マレーシアでの生活、マレーシアへの移住も是非、選択肢の1つに入れてみて下さい。弊社FSIGMA(エフシグマ)では、マレーシアへの移住サポートを行っております。
特にタックスメリットを活かした「資産を守るための海外移住」をコンセプトにサポートを行っております。弊社FSIGMA自身もマレーシア連邦領ラブアンを拠点とし、マレーシア現地の日本人スタッフによるサポート体制もあり、安心してお任せいただけます。法人設立・ビザ取得・銀行口座開設・不動産探しまでワンストップでサポートをいたします。マレーシア移住をご検討の方は、ぜひ一度ご相談ください。
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